1967-05-15 第55回国会 参議院 決算委員会 第7号
幹部が出張して行かれるときも、郵政局に行かれて、部課長連中から資料をもらって、あとは宴会をやって帰る、こういう仕組みでは現場の実態はわかりませんよ。ここに私は、いまの郵政事業の中に血の通った事業運営ができないという欠陥を持っておると思います。幹部の方々がそういうことをきめたならば、現場に行ってそのとおり行なわれたかどうかを見てくるのが、事業運営上、私はこれは一番必要なことじゃないかと思う。
幹部が出張して行かれるときも、郵政局に行かれて、部課長連中から資料をもらって、あとは宴会をやって帰る、こういう仕組みでは現場の実態はわかりませんよ。ここに私は、いまの郵政事業の中に血の通った事業運営ができないという欠陥を持っておると思います。幹部の方々がそういうことをきめたならば、現場に行ってそのとおり行なわれたかどうかを見てくるのが、事業運営上、私はこれは一番必要なことじゃないかと思う。
こういうときに事業団が、これは親方日の丸だからといって、逆にベースアップも普通にやるし、ボーナスも四・二カ月と書いてありますが、理事以下職員みな四・二カ月もらって、その上に部課長連中が五号俸も一ぺんにアップした。これはどう考えてもおかしいのじゃないか。椎名大臣、ちょっとお聞きになっておってどうお考えになりますか。
○堤委員 よく了解いたしましたが、これはひとつ国会議員がうしろから押すとか、こつちは官僚の部課長連中が中心になつてやつているんだとか、これは名声高いだれだれがやつているというような、つまらない封建的な思想を捨てまして、根本的に出直してもらわなければならぬ。
さらに部長課長は全部会社から家を買つてもらつている、そして毎月大体一万円以下のボーナスを部課長連中はもらつている、こういうような話もあります。こういうことは、すべて私は制限会社令の違反ではないかというふうに考えるのであります。さらにもう一つ不正事実としては、とにかく制限会社であるにもかかわらず、大きな事務所を買收して、さらに乘用車を幾台も新たに購入する、こういうこともあえてしている。